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東京歴史散歩:旧江戸城の野鳥たち


☆キンクロハジロ♂(2013.2.17)☆
馬場先濠には、多数のキンクロハジロ♂♀、ユリカモメなどがいました。
2013年2月17日(日)

昨年の同時期に引き続いて、今年も旧江戸城(皇居東御苑ともいう)を散策してきました。東京駅からまっすぐ西へ向かうと馬場先濠に出ます、そこでは、毛ツヤのよい多数のキンクロハジロの歓迎を受けることになりました。旧江戸城には、大手門から入りました。中は、きれいに整備されています(当然のことですが)が、それでいて、野鳥の楽園といった感じ。二の丸雑木林では、いきなりヤマガラの姿を、次に、多数のシジュウカラに混じってコゲラの姿を発見。シメ、シロハラ、モズと続きました.

☆モズ♂(2013.2.17)☆
二の丸雑木林では、ヤマガラ、コゲラ、シジュウカラ、モズ、シメ、シロハラなどが間近に見られます。

☆シメ(2013.2.17)☆
地方では、小鳥たちに近づき、「目線を送ったり」、「カメラを向けると」、逃げ出しますが、ここは別世界。かなり近づいても、カメラを向けても落ち着いています。

☆白梅(2013.2.17)☆
梅林坂の梅
☆白梅の木に留まったヤマガラ(2013.2.17)☆


東京歴史散歩:江戸城散策


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2012年2月26日(日)

大手門から旧江戸城に入る予定でしたが、この日は、東京マラソン開催で内堀通りを横断することが出来ません。やむなく、竹橋の方に廻って、平川門から場内に向かうことに。途中、平将門首塚に立ち寄りましたが、ここには、酒井雅楽頭の上屋敷の庭という案内板がありました、時空を越えてしっかりと残っています。内堀通り横断禁止のため、東京メトロの竹橋駅(地下)を経由して向こう側に渡ります。平川門をくぐり、梅の香りを楽しみながら、江戸城本丸富士見櫓方向に向かいます。本丸跡は広大な芝生になっていますが、江戸幕府の栄華を忍ぶものをみつけることに...

江戸城周辺

☆平将門首塚(2012.2.26)☆
大手町一丁目、三井物産本社の隣にあります。
平将門は承平天慶の乱で戦死(940年)、将門の首は、平安京で晒し首にされたが、この地まで飛んで戻ってきたという。

☆酒井雅楽頭の上屋敷跡(2012.2.26)☆
ここは、1671年伊達騒動で、原田甲斐が殺害されたところとして有名ですね。平将門首塚は酒井雅楽頭の上屋敷の中庭にあるわけです。

ここから江戸城

☆江戸城平川門(2012.2.26)☆
大奥に近いこともあり、江戸城通用門としての機能がありました。

☆白梅(2012.2.26)☆
平川門を入ると、梅の香りが漂います。

☆クイナ(2012.2.26)☆
本丸富士見櫓近くの茂みに、コゲラを見つけました。

☆福寿草(2012.2.26)☆


☆松の大廊下跡(2012.2.26)☆


☆石室(2012.2.26)☆
ここは、大奥に近く、大奥の調度品を格納したところといわれています。

☆メジロ(2012.2.26)☆
江戸城本丸跡には、ツバキの大木がたくさんあります。この写真は、大奥近くのツバキ、メジロが蜜を吸っています。

☆江戸城天守台跡(2012.2.26)☆
1675年振り袖火事で、江戸城が焼失して以来、天守閣は建てられることはなくなりました。戦乱のない平穏な時代だったようです。

☆江戸城天守台跡(上面)から本丸方面(2012.2.26)☆
一面、芝生となっていますが、江戸時代は政治の中心であったところ。明治維新(1868年)以来、長い眠りについています。

☆江戸城天守台跡(上面)から東京スカイツリー(2012.2.26)☆
廃墟となった江戸城から、東京のシンボル、東京スカイツリーを望みます。

☆梅林坂の梅(2012.2.26)☆
天守台跡から平川門への坂道、梅林坂、白梅がきれいでした。

1868年の江戸開城以来、基本的に、廃墟としての地位に甘んじてきた江戸城本丸一帯、現在では、植物・鳥たちの楽園になっているようです。この一帯は、時空を越えて残る資格がありそう、東京を一つの城下町として見直すのも良いかも知れません、東京の品格が一段と向上するきっかけになることでしょう。



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